南極 Antarctica - Yuichiro Nakamura's Travel Diary

LonelyPlanet

※ 以下，基本的に僕の経験した話と，Ushuaia であった複数の人から聞いた話から総合して書いています．クルーズはいろいろで，一概にはいえません．もちろん詳細はツアー会社に問い合わせてください．

南極の行き方

- How to get to Antarctica -

ご質問は，お気軽に > ゆ mailto:yuichiro@yuichironakamura.com まで．

どんな旅行ができるか

南極は基本的にクルーズ船にのっていくことになる．

1. アルゼンチンの Ushuaia 発南極半島 Antarctic Peninsula

2. オーストラリアのタスマニア発かニュージーランド発ロス海 Ross Sea 周辺

3. そのほか

に大きく大別される．1. が一番短く，料金も安い．US$4,000～US$5,000が相場．それでも，8日間から，13日間程度．夕方に出発し，朝に片道2日かかるので，8日間では，滞在日数が3日以下になってしまう．Emperor Penguin や King Penguin にあいたかったら，1. の長期間バージョンか， 2に参加しないといけない．

2. はさらに氷の深いより「南極らしい」景色が楽しめると思う．US$6,000～．1. は南極とはいえ端っこの方なので，南緯 66度33分以南の南極圏 Antarctic Circle にも入れたり，入れなかったり．といった程度．2. なら確実に入って，上陸を果たせる．日数は 20日以上．

3. は，南極海でダイビング，とか，南極点までいってしまうものもある．がんばって探してください．値段もUS$20,000とかします．

安い方が良い？

僕は確認できなかったけど，US$1,800 というのがあるらしい．海軍関係の船に便乗するとうもの．もちろん南極には連れて行ってくれるようで，今までにない経験ができると思うので，それはそれでいいかも．ただ，基本的に船で暮らし，かなりの時間を船で過ごすことになるので，そこでつらい思いをすると楽しさが減ってしまうかもしれない．

あとは，そのクルーズ会社がどれだけ顧客満足度を重視するかも重要だと思う．基本的に旅程は自然の都合でどんどん変わってしまう可能性があるので，そのときにどれだけ皆を楽しませるようにがんばってくれるか？

旅の装備

服装

スキー場の装備．ぬれてもOKの手袋，毛糸の帽子，タイツ，ダウンジャケット，防水・ウィンドブレーカー上下．運動するわけではないので，考えられる最強装備が良いでしょう．

ZipLock

ぬれるといやなものを入れるのに使います

酔い止め

Drake Passage をこえるときは...

双眼鏡

クジラを見るのに使います．カメラの望遠でもいいかも．僕は持っていかなかった．

サングラス・日焼け止め

日差しは想像以上でした

フィルム

必要だと思う分をまず思い浮かべて，その2倍を持っていくと良いと思います．

電池

寒いので，カメラの電池がすぐ減ります．ビデオのバッテリーも予備があると良いでしょう．電池を守るためにホッカイロを持っていくのも良いかも．

長靴

Zodiac から降りるときは基本的に海に足を入れることになります．膝下までの長めのもの．

水着

南極半島 Antarctic Peninsula へ行く人は，Deception 島で温泉に入れます．

写るんです水中

Deception 島用．なくても問題なし．

ハンディGPS

電波が弱いですが，かつてない緯度が見られます．無理に買う必要はないと思いますが，持っている人は持っていくとおもしろいと思います．目的地までの距離もわかるし．

地図・ガイドブック

現地で買えます．

洗剤

ランドリーは高いですから．

船の生活

電話

immalsat で衛星電話が可能．US$8/min．ぼくの船はメールも出せた．US$5/mail．

ジム，サウナ，プール，ランドリー

これは船によって違いそう．

売店

限られた量の T-SHIRTS，ポストカード，などなど．サイズなど限られてしまうし，Port Lockroy が近づくとみんな Post Card 買うので，買うなら早めに買った方がよいと思います．

お金

カード・T/C

アルゼンチンではT/Cはほとんど使えませんが，ここでは VISA，T/C が使えました．

Ship Account

というシステムがあって，部屋番号ですべての会計が可能．船を下船するときにまとめて支払う．基本的にすべて含まれているので，かかるのは，飲み物代と，おみやげ代，電話代，切手代，ランドリー代．

Tip

US$10/day が相場だといわれました．

おすすめの本 amazon.co.jp | bol.com | esbooks

なにはともあれ Lonely Planet だと思う．

Lonely Planet Antarctica (Lonely Planet Antarctica, 2nd Ed)

US$19.99 Lonely Planet Publications ; ISBN: 0864427727

南極の地理，動物たち，クルーズ会社の案内，歴史，科学的な説明，すべての情報が充実．ケチらずにこれを買ってもっていくのを絶対おすすめします．

地球の歩き方アルゼンチン・チリ

ダイヤモンド・ビッグ社 ; ISBN: 4478078890

準備には全く役に立ちません．が，Ushuaia 情報と，旅行記が載っています．

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