ドイツ・ベルリン 2003/08/29-2003/08/30


ゴミ箱はとにかく分別させられる

 


ベルリン名物カリーヴルスト(カレー入りソーセージ)

ホットドックを買う.ユーロの紙幣を握り締めながら「ホットドックください」というと,店員は何言ってんだこいつという表情になり,さらに声を大きく張り上げて「ホットドック!」と叫ぶが聞いてくれない.仕方なしに食べている人を指差すと,「あー,ソーセージね」と店員はつぶやき,丸いパンに長ーいソーセージをはさんで渡してくれた.そのソーセージはパンからかなりはみ出していて,確かにホットドックというよりはソーセージだなと納得しながらかぶりつく.屋台で普通に売っているソーセージ(カリーヴルスト)なのだが,肉のうまみが損なわれない程度に少しカレー味がして,皮もぱりっとしている.何より熱々だ.ソーセージをかじり,ビールをぐいと飲み,またソーセージをかじり,あまりにうまかったのでもう一度列に並んで2本目を注文.


ラジオ塔からの花火

ベルリンの町は都会なのだが,さすがに東京のような高い建物がひしめいているというわけではない.なので,ラジオ塔の上に上れば結構景色はいいだろうと思ってエレベーターまで行くと,今日はあと1時間で花火をやるから閉鎖されているという.確かにこのあたりは広場になっているのだが,花火の準備らしきものは見られないので,おかしいな,と思いつつも,せっかく花火が見られるならともう少し待ってみる.このラジオ塔は,東京タワーのような形をしているもので,東京タワーと同じようにエレベーターで途中まであがれる構造になっている.

さて,その時間になると,突然ラジオ塔が火を噴いた.花火はなんと「ラジオ塔広場」ではなく,「ラジオ塔自体」から打ち上げられているのだ.あっけにとられてみている間中,塔は数々の色彩の火に包まれていた.こんなことが許されるならぜひ東京タワーでやってもらいたい.


ソニーセンター

ポツダム広場周辺は再開発地区になっていて,国鉄のビルと,その横にはソニー・センター・アム・ポツダマー・プラッツがある.


ベルリンの壁(ベルリンの壁記録センター前)

ベルリンの壁は今回どうしても見たかったものだ.私の予想では,もっと壁は残っていると思ったのだが,実際にはほとんどの部分は破壊され取り除かれていた.現在は見に行こうと思って調べた上でそこに行かないと見ることはできない.

Life in UK にも書いたが,ベルリンの壁の崩壊は自分が高校生のころの出来事だった.このあたりからの年代は,湾岸戦争など,ほかの国で起きている大きな出来事が CNNなどの手により実況中継されるようになったころだ.Life in UK の文章をそのまま持ってくると,

実際に見たベルリンの壁がどうだたっかといわれれば,ただの壁だったのだが,高さ 3m ぐらいの壁が今でも保存されている.この壁は南北にポツダム広場を抜け,ブランデンブルグ門を抜け,川に沿って続き,だんだんと東に向かって進んでいく.そのあたりの壁なのだが,現在も落書きも無くきれいに残っている部分がある.もちろん,今では東側からも西側からも自由に見ることができる.

高校生のころ,学校の近くのラーメン屋でドイツ語を第二外国語で習っていた友達が,「ゲルマンはまたひとつになって大ドイツになるんだ」とかうそぶいていたのを「何いってんだ」といいながらラーメンを食べていた.

1989年のある日,壁の上に人が立って騒いでいる映像がテレビに映っていた.なぜかこのときもラーメンを食べていた.だからか,いまでもこの壁の映像を見るたびにラーメンの映像が浮かんでくる.


熊モニュメント

ベルリンは過去の悲劇の象徴の街に思える.街のいたるところに記念碑や保存された施設,平和のシンボルなどが置かれている.この熊モニュメントは,広場を円形にぐるっと両手をあげたくまが取り囲んでいる.


ブランデンブルグ門

森鴎外の小説に出てくるブランデンブルグ門と言うものがどういうものかずっと気になっていたので,それも見に行った.

テレビで見たニュース,それは情報として頭の中に入っている.それは単なる知識としてはそこにあるのだが,何か他人行儀な,自分の中で何かが引っかかる感じがする.それを実際に見ることで始めてすっと引っ掛かりが取れて,「あぁ,実際はこういうものだったのか」,と納得できることがあるのだが,ベルリンの壁もそれだった.ぜひ実際に見てほしいと思う.

Last updated: Thu, 09/11/2003 0:56 GMT