Malaysia

- タイからシンガポールへ -

Thailand -国境-> Malaysia -国境-> Singapore

期間 1999, 4/25 - 5/3
渡航費用 FREE! Yen United Airline Mileage
総滞在費用 Thailand: 6,600円 (1US$=B37, 1US$=120yen, 1999)
Malaysia: 14,000円 (1US$=RM3.7, 1US$=120yen, 1999)
Singapore: 22,000円 (1 US$=S$1.7, 1US$=120yen, 1999)

( Thailand からの旅の続き)

Taman Negara

 

Taman Negara へのアプローチ


River Boat, Taman negara, Yuichiro Nakamura 1999

朝,Kuala Lumpur の宿で目を覚ます.昨日バスで到着したのは 1:40AM なのであまり寝て居ない.

地球の歩き方に 8:15 発の Jerantut 行きのバスがあるとあった.宿の人にも聞くと,Pekeliling Bus Station から出るという.Taman Negara へは,Jerantut から,Kuala Tembeling までタクシーで行って,そこからボートで2時間ほどだ.Bus Station をうろうろするが,Bus はどうやら 10:00 までないらしい(金曜,日曜は9:00発がある).しかし,それだと,14:00 のボートに間に合わない.

一応タクシーにも聞いてみるが,RM240(7800円) とふっかけてきた.適正価格はRM140だ.うろうろしていると,Temerloh 行きのバスが出るところだった.これなら一応途中までいける(しかも RM6.1 と安い).あわてて飛び乗った.Temerlohには大きなバス停があった.窓口のおねぇさんに,Jerantut 行きの時間を聞くと,11:00にくるというが,はたして.旅行者らしき人は僕だけで,皆の視線がこちらを向く.しばらくすると,今度はおじさんが話しかけてきて,「11:00のバスはないよ」という.な〜ぜ〜だ〜.これはもう仕方がないので意を決してタクシーをチャーターする.Jerantutを経由して,ボートの出る Kuala Tembeling までで「RM40(1300円)」.田舎の人は,ボろうとしないから好き.

途中,Jerantut で駅に寄る.Jerantut からは,Singapore 行きの列車が出ているので,寝台列車を予約した.マレー鉄道の時刻表はこちら.12:30 には,Taman Negara 行きのボートのでる Kuala Tembeling に到着.

      Arrive Depart  
4/29

Malaysia

Kuala Lumpur
 
8:30

Bus

Taxi

Boat

Temerloh
10:30
11:00
Jerantut
12:00
12:10
Kuala Tembeling
12:30
14:00
Nusa Camp
16:30
 

Kuala Tembeling では,ボートや Taman negara 入場料,カメラ持ち込み料などを支払う.

Taman Negara への最後のアプローチは,River Boat だ.幅 30m ぐらいの茶色く濁った川を行く.船は木で造られていて,明らかに手作りだ.ボートは10人ぐらいづつ 4台で出発.

いくつか団体が居たが,日本人の,全員すごいカメラを持ち,全員同じベストを着て,全員スーツケースを抱えて,全員同じ帽子をかぶった団体は明らかに浮いていた.どうも1人旅で行く人は居なく,僕はイタリア人グループと一緒だった.ボートが切る水しぶきとの音と,ボートの単調なエンジン音とで,眠くなってしまった.

ふと目を覚ますと,すでにボートは 2 時間以上も川を上っており,ジャングルが深くなっていた.少しすると,Taman Negara の中心地 Kuala Tahan の船着き場に到着.ほとんどの人はここで降りた,というか,僕以外は全員おりた.Nusa Camp は,このさらに 20分ほど先にあるのだが,

「今日の客は僕一人だけ」

らしい.それもいいかな.

 

Bukit Warisan (Warisan Hill)


Top of Bukit Warisan, Taman Negara, Yuichiro Nakamura 1999

フロントで鍵をもらう.Domitory(RM 15=500円)だが,僕しか居ない.

とりあえず,周辺の地図をもらって,1つ目の目標である Bukit Warisan(Warisan Hill) を登ることにした.途中道を間違えたので,頂上まで 1h40min もかかってしまったが, 頂上からは,川がジャングルの中にほんのり見え,その一直線上に太陽が沈んでいく.いろいろな山から夕日をみてきたが,人生で1,2を争うきれいな夕日が見えた.すばらしい.

頂上からの帰り,もう夕日は沈んでしまうと,急に森の音が変わった.人を心細くさせる,暗い音に変わる.だんだん暗くなって,トーチ(懐中電灯)に頼り始めた頃,がさがさ音がする.僕の帰りが遅いので,迎えの人でも来たのかと思ったら,野生の鹿だった.

部屋の窓に穴があいていたので,ビニールでふさいでおく.でも隙間がたくさんあって,ヤモリなどは出入り自由で,実際いつも部屋の中にたくさん居た.別にヤモリは害はないけど,顔の上を歩かれたくなかったので,2段ベットの上で寝ることにした.

夜は結構冷えた.暗闇の中,シャワーまで歩いていって,冷たいシャワーを浴びて寝た.

 

Gua Telinga (Telinga Cave)


Gua Telinga, Taman Negara, Yuichiro Nakamura, 1999

朝,寝坊したので,あわててボートに乗り込む.Nusa Camp -> Kuala Telinga とボートで移動.また僕一人だ.この Taman Negara は,どこに移動するのも,ボートだ. しばらくのんびりしていると,マレー人の集団が後からボートでやってきた.

今日の予定は,

Nusa Camp -boat-> Kuara Telinga -walk-> Gua Terigna -walk-> Kuara Tembeling -walk-> Canopy -walk-> Kuara Tembeling -boat-> Nusa Camp

マレー人の集団は中学生ぐらいで,大人の引率もなく,皆サンダル履きだったり,懐中電灯を持っていないものもいる.ちょっとヤバイな,と感じたので,一緒に行くことにする.船着き場から洞窟まですたすた歩いていると,突然「ブキッ」と声がして,野豚が前を通りすぎた.

洞窟の入り口は,小さく,かがまないと入れない.中は,這ってしか進めなく,ザックを背負ったままでは通れない狭い隙間を抜けるところもあった.コウモリがたくさんいたが,人をおそれるでもなく,のんきにぶら下がっていた.

入り口から出口まで 30分ぐらい.分かれ道とかはないので特に迷うことはないが,少々ハードだった.

ボートの時間まで時間があったので,歩いて Kuala Tembeling まで行くことにする.

 

Canopy Walk


Canopy Walk, Taman Negara, Yuichiro Nakamura, 1999

Gua Telinga から Kuala Tahan への道のりは,道はそこそこしっかりしていたが,あまり人が歩いた気配はなかった.また一人だ.1時間ほど歩くと,Kuala Tahan につくかと思いきや,対岸に出てしまった.途方に暮れていると,対岸から迎えのボートが来た.そういうシステムになっているらしい.

昼食を Kuala Tahan でとる.ここで,昨日僕以外の人が全員ここで降りた理由がわかった. Nusa Camp と比べると,設備が桁違いなのだ.売店には,エアコンまで効いていた.

昼食後,Canopy Walk を目指す.Canopy とは,樹幹のことで,ジャングルの生き物は,ここに集中しているらしい.地上 40m高さで,木々の間に吊り橋を張り巡らして生き物を観察しようという趣向だ.本当は,横や上を見るための施設なのだが,思わず下ばかり見てしまう.上からヤシの木をのぞきおろすのも初めての体験だった.

 

Nusa Camp


Nusa Camp, Taman Nagara, Yuichiro Nakamura, 1999

それにしても,ジャングルは本当に様々な音がする.良くバードウォッチャーがマイクを抱えている典型的な映像があるが,その気持ちもよくわかる.MD でも持ってくれば良かった.特に鳥の声はすばらしく,「ちゅんちゅん」というベーシックなものから,まるで口笛のような見事なものまで,本当に多様だ.これは,Kuala Tahan の人の多いところではあまり聞けないが,Nusa Camp の人の少ないのんびりしたところだと,浸ってしまう.

 

Tribe in the Jungle


House of Oran Asri, Taman Negara, Yuichiro Nakamura, 1999

オラン・アスリと呼ばれる人は,今もジャングルの中に住み,少しづつ森の中を移動しながら生活している.ジャングルの中のトレイルを歩いていると,時折質素な木と茅で作られた家が見える.Air Abai へ向かう途中,森の木々の間から,彼らの集落が見えた.

 

Air Abai (Abai Waterfall)


Air Abai, Taman Negara, Yuichiro Nakamura, 1999

前日のうちから,少し雨が降った.朝も小雨が降った.下に降りて,川そみると,少し増水しているようだ.Air Abai までは,川を何回か越えないといけないので,少し迷うが,とりあえず行ってみて,無理そうだったら引き返すことにする.

途中までは割と平坦で,広い道だったのだが,だんだんと細くなる.昨日雨が降ったので,森全体が濡れている.膝まで水に浸かるような川渡りや,落ちるとやばそうな丸太の川渡りが 3回.さらに川をさかのぼると,滝はあった.滝壺の水たまりの大きさは 20m ほど.川の水は相変わらず濁っていたが,水着を持ってきたので,一応泳いでみた.ちょうど良い冷たさで,気持ちがよい.

宿に戻って,シャワーを浴びてみると,体中傷だらけになって,虫にたくさん刺されていた.

 

Leaving Taman Negara (間違った情報に注意!)


Poster at Nusa Camp, Taman Nugara, Yuichiro Nakamura, 1999

Taman Negara を去る日がやってきた.Nusa Camp を出るボートの時間を何人かに聞くが,フロントの従業員,船着き場の人,公園管理事務所の人,皆言うことが違う.13:30〜14:45 まで,1時間15分の開きがある.フロントの横のポスターに目をやると,

"BEWARE OF FALSE INFORMATION"
(間違った情報に注意)

思わず笑ってしまった.

※ 最終的に誰が正しかったかって? 全員間違っていた!

 

Train to Sigapore


Sate, Jerantut, Yuichiro Nakamura 1999

Kuala Tembeling にボートが着くと,土産物,売店が閉まるところだった.タクシーが一台だけ待っていた.タクシーのおじさんに声をかけて,Jerantut へ向かう.この国の車は皆,すごいかっ飛ばしようだ.測道のない片側一車線で,平気で 100km/h 出し,しかも気が狂ったように追い越しをかける.いくら対向車が少ないからって,ブラインドコーナーで対向車線に出るのはまずかろう.今回の車はさらに,ハンドルが曲がっていた.ハンドルを10度くらい傾けないと,まっすぐ走らないのだ.たまにハンドルから片手をはなすと,すーっと,センターラインを離れていく.

Jerantut の駅は,すげ〜マイナーなところにあって,さらに標識のない小道の奥というこった作りでかくされていた(隠しているわけじゃないか).小道の脇には池があって,夜になると蛍が待っていた.

夕飯に,サテーを食べた.串焼きの肉に,ピーナッツ入りの辛いたれをつけて食べる,あれだ.


Train to Singapore, Jerantut, Yuichiro Nakamura 1999

駅に人が増えてきた.17:00-23:30 までお休みしていた窓口が開くと,さらに人でいっぱいになってきた.旅行者らしき人は 2人だけ.きちんと時刻通りに列車はホームに入ってきた.あわてて乗り込む.2等寝台(RM 36= 1200円) はなかなか快適で,A/C の効きもちょうど良かった.Johor Bahru で起こしてもらえることを祈りながら横になる.

      Arrive Depart  
5/1 Malaysia Jerantut
 
1:30

夜行列車

Johor Bahru
7:30
 

 


View from Train to Singapore, Yuichiro Nakamura, 1999

夜になると,だんだんエアコンの効きが強くなってきた.今回の夜行列車には,本旅行初のシーツがついていたので,くるまって寝る.

朝焼けがはれたころ,国境の駅,Johor Bahru へ到着した.

 

Border (Malaysia - Singapore)


Border (Malaysia - Singapore), Yuichiro Nakamura 1999

Johor Bahru から Singapore は,コーズウェイと呼ばれる道でつながっている.コーズウェイの途中に国境があって,そこで道の舗装が変化する.コーズウェイをわたりきるのには歩いて 30分ぐらいだ.

国境を越えて旅は続く...次は -> Singapore: 世界三大がっかりにがっかり 1999/5/1-5/3


マレー鉄道の時刻表

Jalan Jalan